鎌倉の新仏教
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浄土宗と浄土真宗
- 前者が法然、後者が親鸞
法然(1133〜1212)
- 鎌倉時代初期の僧で、日本浄土宗の祖。すべての人が「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と念仏を唱えれば、阿弥陀仏の慈悲により必ず極楽浄土へ往生できるという「専修念仏(せんじゅねんぶつ)」を説きました。身分や修行の有無に関わらず誰もが救われる教えとして、当時絶大な支持を受けました
親鸞(1173〜1263年)
- 鎌倉時代の僧で、浄土真宗の宗祖です。すべての人が平等に救われる「本願念仏」を説き、自力修行を否定して阿弥陀如来の「他力本願」にすべてを任せる信心を重視しました。特に「悪人正機」の思想が知られ、現代では「生きている今、念仏により救われる」という教えが特徴です。
- 本願念仏(ほんがんねんぶつ): 阿弥陀如来の願い(本願)を信じ、南無阿弥陀仏と念仏を唱えることで、誰もが平等に救われるという教えです。
- 親鸞の「歎異抄」によると「善人なをもて往生とぐ、いわんや悪人をや」 普通は逆だが「他力本願」重要
- 悪人正機(あくにんしょうき): 「善人でさえ救われる、ましてや悪人は」という『歎異抄』の言葉に代表される、迷い苦しむすべての衆生(悪人)こそが如来の救いの真の目的であるという思想です。
- 後に本願寺が引き継ぎ、浄土真宗 系統に一向宗
禅宗
栄西の臨済宗 坐禅を悟り、武士の気風と合っていた 道元は曹洞宗 永平寺
日蓮宗
- 日蓮宗の教えは、鎌倉時代に日蓮聖人が開いた、『法華経』を最高尊とする仏教です。「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることで、誰もが平等に成仏できると説きます。日々の精進で現世の悩みや不平等を乗り越え、自分と他者を尊重し、穏やかな社会を目指す実践的で力強い教えです
- 法蓮華経だけが唯一正しい
- 「南無妙法蓮華経」唱えるだけで人や国は救われる
- 「立正安国論」自分自身が釈迦の生まれ変わり
『立正安国論』(りっしょうあんこくろん)
- 1260年に日蓮が鎌倉幕府(北条時頼)に提出した、災害や疫病に苦しむ社会の安泰を願う論告です。正しい教え(法華経)を信仰して社会の根幹を立て直し、平和な世界(立正安国)を築くよう主張した、日蓮宗の根本聖典の一つです。内乱(自界叛逆)や外国からの侵略(他国侵逼)を防げると説いた。構成: 客(旅人)と主人(日蓮)のドラマチックな対話(問答)形式で、10問9答で構成されている。
- この書物や日蓮の思想が「エキセントリック(風変わり、あるいは過激)」と評されることがあるのは、当時の日本の社会状況を強く批判し、「他宗派(念仏など)を捨てて法華経だけを信じなければ、国が滅びる(自界叛逆難・他国侵逼難)という主張が、非常に断定的かつ鋭い舌鋒で行われたためです。
- 信者 宮沢賢治や石原莞爾(陸軍の大物) 有名人が多い
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