第10回参議院の存在理由

提供:UselessNotes

科目名:「012601001 現代社会と政治学」 2023年後期 作成日:2023年12月1日(金)

課題:

第二院である参議院の存在理由についてのあなたの考えを200字程度で自由に書いてください。

回答:

「衆議院に対する抑制・均衡・補完の機能を通じて、....国民代表機関たる国会の機能を万全たらしめることにある。」(*1)とあるが拙速を避けて慎重に審議でき、衆議院の衝動的な行動をチェックし多方面や専門的な意見を聞けるというメリットは希薄で政党に支配され拘束のある現状は「二院の意見が第一院や政府によって無視されるようになるなど、二院制の有効性・政治的正統性が失われていくこと」が実情のように見える。しかし現在行われている参議院予算委員会を見ていると議論する様子が国民に一部でも伝わりニュースになること。古い文ですが参議院制度研究会(*1)のように問題点の自覚があり改正も行えることなどの経緯を見ると19 世紀の英国政治思想家ウォルター・バジョットの文脈は違うが「.....必要不可欠とはいえないにしても、極めて有益である」の言葉位には期待している。簡単に比較できないが国際安全保障問題で国連では大国の拒否権が有る限り何も解決しない。のような有害性は避けられると考えます (*1) 参議院のあり方

以上


  • First Drafts:2023.12.01
  • Update:2025.05.14 Now:20:31