性と社会2
提供:UselessNotes
クイア理論
- セキュシュアリテイは社会的産物
- どちらのジェンダーが主体ということはない
- 男か女かの二項対立にぴったり当てはまる人間はいない
- 「正常」なセクシュアリティーなどは存在しない。アイデンティティを根本から問い直す
ジェフリー・ウィークス(イギリスの社会学者)
セクシュアリティは肉体の問題というより、信念やイデオロギーの問題だ>@納得いかない 自分のアイデンティティを示すシンボル *セクシュアル・マイノリティ
LGBTIQA+
- レズビアン(L) :体と心の性別は女性で、性的指向も女性である人
- ゲイ(G) :体と心の性別は男性で、性的指向も男性である人
- バイセクシュアル(B) :体と心の性別を問わず、性的指向が両性である人
- トランスセクシュアル/トランスジェンダー(T) :体の性別と心の性別が一致しない人
- インターセクシュアル(インターセックス)(I):体の状態を指すもので、現在では「DSDs:体の性のさまざまな発達」と呼ばれている
- DSDsとは、「体の性の発達が、一般的な発達とは生まれつき一部異なる女性・男性の体の状態」 「男性にも女性にも、それぞれさまざまな体のつくりがある」ということだ。LGBTQAなど性的マイノリティの方々や、性自認・性的指向の多様性とも異なるものだということがわかっているELEMINISTより抜粋
- クエスチョニング(クイア、クエッショニング)(Q)
- 「Q」は「Questioning(クエスチョニング)」や「Queer(クィア)」を意味し、性的指向や性自認が明確でない人、定義づけたくない人、わからずに悩んでいる人を指す
- アクセシュアル(A) :無性愛者。同性だけでなく異性に対して恋愛感情を抱かない、性的指向が誰にも向いていないセクシュアリティとされている
- (+):「+」は性の多様性を表す
- 現代日本社会では差別・偏見にさらされやすい
- 「性の権利宣言」(1997年、第13回性の健康世界学会)2014年版
- 性の権利は「すべての人間が、人間としてもって生まれた自由・尊厳・平等に基づく普遍的人権」
- 「性的指向、ジェンダー・アイデンティティ、ジェンダー表現および多様な身体のありようは人権保護を要する」
- ジェンダーバイアスを手放し、多様なセクシュアリティを理解するために大切なこと
・性差の事実をシンプルに受け止める ・性差よりも個体差 ・目の前のひとの性はそのひとが決めるもの *教育とスポーツ *「ジェンダーフリー」(genderfree)
- ジェンダー概念をもとにして議論された社会的・文化的性差からの自由を目指す考え方社会的文化的性差であるジェンダーにとらわ れず、個々人それぞれが自分らしく個人としての資質に基づいて果たすべき役割を自己決定 出来るようにしようという考え方、運動。
- 若松孝司「ジェンダーフリーの時代の特撮ヒーロー/ヒロイン像」 、『愛知淑徳大学論集一文化創造学部・文化創造研究科篇一』第9号所収、2009年
教育とスポーツの現場
教育
- 家庭科は男性もやる
- 衣服は区別になる
オリンピック憲章
- 性別、性的指向は問わない
- しかし、トランスジェンダーに関しては特に男性が女性部門でプレイすることは問題がある。重量挙げ、水泳、自転車など例あり
- テストステロン 10nmol/L未満の規定 女性ホルモンの量で規定を設けた
- しかし、それだけの、問題でなく男性スポーツでは平凡の記録の選手が女性に交じるとダントツで優勝したりする。女性アスリートからは不満
フロリダ州知事の結論
トランスジェンダーを女子スポーツから追放
他の例
- 横山久美さん なでしこジャパン 男を自認、パートナーは女性。公表している
- 「アライアスリート」マイノリテイに対して差別しないことに賛成している人たち。東京五輪前から活動。重量挙げの選手も参加している
- First Drafts:2024.06.13
- Update:2025.05.14 Now:19:53