家族と社会120240516
提供:UselessNotes
家族と社会1
- 稼ぎてと主婦<過渡的 - 性別分業夫婦>共働き夫婦 - ☆わたしたちの社会が存続していくためには、
二つの活動が必要
- ① 生存に必要な食料、物資を調達する活動(生産)
- ② 食事をとって一日の疲れを癒し、翌日の生産活動に備える活動
- *次の世代の労働力を産み育てておくこと(労働力の再生産)
- 資本主義が発達し、社会全体が効率性を求めると、社会を支える生産労働と再生産労働は分担されるようになった
- *子を産む性である女性-私的領域(家族)で再生産活動に
- *男性-公的領域(職場)で生産活動に専念
- (農業を主とする伝統社会では家族と職場は未分化で、家族全員が生産に従事していた)
- 近代家族>生産から切り離された家族
- 近代家族とはどのような家族のこと??
☆三つの特徴(イメージ)
- ①男女が恋に落ちて結婚し家庭を作り、子供が誕生する
- ②家族は職場とは切り離され、プライバシーで守られている >サラリーマン家族だけ
- ③家族は強い愛情で結ばれており、その主役は子ども。
- 父が主にお金を稼ぎ、母が家事を担う。 - 欧米では1920~30年代、日本では1950~60年代に出来上がる - *ジョージ・ピーター・マードック 『社会構造』 - 核家族を、「一組の夫婦とその未婚の子ども」と定義 - ・居住をともにしており、 - ・夫婦・親子・きょうだいという 3種類の関係性を有し、 - ・社会の存続に必要な性的機能、経済的機能、生殖的機能、 - 教育的機能の4機能を 果たす集団 - *T.パーソンズ - 家族は社会の産業化によってその機能を縮小
家族は二つの機能に特化
1.子どもの社会化
- - 社会化:人間が相互作用を通じて社会
- - 的人間として成長し、所属する社会や集団のメンバーになっていく過程
2.成人のパーソナリティの安定
- - 家庭内では、家族機能を果たすために、男女
- - それぞれが世帯主や主婦という集団内での地
- - 位に基づいて役割を分担する
- - 性別役割分業
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上野千鶴子
- - 日本のフェミニスト・社会学者
- 家族社会学、ジェンダー論、女性学
- 『ジェンダー・フリーは止まらない』(松香堂)において、「女は嫁に行くのが一番」のような信条を犯罪として取り締まるべきだと主張
- 1994年『近代家族の成立と終焉』
- 2007年『おひとりさまの老後』
- 2015年『おひとりさまの最後』
- 2017年2月11日付の東京新聞に「平等に貧しくなろう 社会学者・東京大名誉教授 上野千鶴子さん」という題でのインタビュー記事
- バブル後 1980-90年代
- 社会的に「自由な時代」「自由な女」「強い女」「自己主張する女」がよしとされる
- 結婚は奴隷になることと主張、独身女性の生き方を理論的に支える
- FirstDrafts:2024.05.16
- Update:2025.05.14 Now:19:59