印象派イントロ

提供:UselessNotes

なかなか西洋美術を学ぶ機会が無かったのですが、印象派の勉強をさせていただく機会を得たので2019受講メモ

19世紀後半にパリで起こった美術活動を担う一派。印象派展に出品した画家が印象派と呼ばれている 実際のところ、これは正確に表してはいないと思う

アカデミー主義 新古典主義 

  • ロマン主義を経て当時の美術界を席巻していた考え方
  • 印象派発生の前夜たる 写実主義や自然もモチーフとした写実主義バルビゾン派はまさにバトンを渡す役割
  • モチーフ(下)はあらかじめ決まっていて権威主義。当時の若いアーテイストたちは相当、堅苦しい思いをしたのだろう

アカデミー入選しないとまとまな画家扱いされなかったそうだ

モチーフによるヒエラルキー 以下が高貴で評価の高い順番

  1. 聖書
  2. ギリシャ神話
  3. 古代史

寓意

  • あるものを恣意的に示す意図のある表現・・・といったらいいか 風景画、静物画などは低俗なモチーフと考えられていた

印象派を生み出した発明品

  • 写真機 それまでの写実的傾向の絵画は写真機の出現により下火になる
  • チューブ式絵具 つまり外に持ち出し可能になった
  • 汽車の発明
    • 以上により絵を描く環境が劇的に変わった

特徴

  • 戸外に出る。明るい透明感のある絵に変わった
  • 自然の光の移ろいを正確にとらえたいがために、同じモチーフで時間帯、季節、天気によりかき分ける「連作」
  • 例はモネの「睡蓮」。かなりの数があるのはご存知


現代は、その後のキュビズムや抽象画など多種多様な芸術思想がある。しかしこの当時の印象派には何かしらの大きな影響を受けている



  • FirstDrafts:2019.04
  • Update:2025.05.14 Now:21:54