塩の研究(縄文時代)

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長く続いた縄文時代とその社会と文化

明治大学 阿部芳郎先生(オンライン) 2020.11.14

  • 山内清男(すがお) 東大 日本考古学の基礎
    • 時期をわける。画期的な事件を基準
      • 最初は前期、中期、後期の3つ
      • 5つ。早期、前期、中期、後期、晩期  1937
    • 交差年代決定法 大陸で発掘した土器に倣って年代を決める
    • 青銅器はBC3000ころ
    • 現在は草創期、早期、前期、中期、後期、晩期

最古の縄文土器

    • 石槍
    • 素焼きの道具として土器誕生
    • 土器は色で使い方がわかる
      • 火に掛けるスス(炭素)で年代を判断
      • 火炎式土器 赤くなっているのは煤が取れてしまった
  • 変化の速さは後半に行くほど早く15倍 炭素年代測定法

初期の貝塚

  • 茨城県はなわ台
    • ヤジリ
    • 竪穴式住居
    • 季節で食料が変化する 多様式
  • 東京湾
    • 日本の貝塚の1/3
    • 中央(広場)>貯蔵>住居  (中央>外側)
  • 東京北区 中里貝塚
    • 牡蠣と蛤共同加工場
    • 貝類をいつ捕っていたのか
      • 蛤 春から夏  卵>プランクトン>貝>食べられる時期 まで待っていた?
      • だから大きいものしか食べない。成長を待っている
  • 近世の塩田 霞ヶ浦
  • 法堂遺跡 製塩の痕跡 美浦村のあたり
  • 珪藻類とうずユキご貝 >海藻を使った製塩の証拠と考えられる
    • 4500年前から製塩。専用土器はその後作られる(3400年前)
    • 塩の結晶化 海水塩分は2.3%だが、結晶は7.4%

集団内の生じた食多様性

  • 取手市中妻貝塚 
  • 食のバリエーションはほぼ同じ>木の実のみ、魚介類のみ
  • 他の人と違うものを食べている人が少数いる。@別のことを考えている人が必ずどの時代にもいるということ
  • 耳飾り 出身地を示すこともある

  • FirstDrafts:2020.12.05
  • Update:2025.05.14 Now:23:33