６人の王妃たち
６人の王妃たちのことを簡単に書いてみる ヘンリー８世の妻たち 2024/05/10
最初の王妃：キャサリンオブアラゴン
８人の子供をもうけたんですが、後のメアリ１世以外は早くに亡くなってしまいました。彼女は一生離婚を認めなかったらしい。というのもカトリックは離婚を認めていなかったからです この女性はもともとヘンリー８世の兄アーサーの奥さんだったのですが、兄が早く亡くなったので弟であるヘンリー８世と結婚
２人目 ：アン・ブーリンキャサリンの侍女で黒い瞳の美人はエリザベス１世の母（ちなみに現在のイギリス女王はエリザベス２世）です離婚の後、ロンドン塔に幽閉されあげくは刑死。生首が蝋人形館に展示されていてイギリス国民には有名な人らしい。ロンドン塔で幽霊が出るというのは有名な話
３人目 ：ジェイン・シーモアアンブーリンの侍女。エドワード６世の母、待望//の男の子が生まれ国中かがり火を炊いてお祝い、ヘンリー８世は嬉し泣きしたそうです。しかし六日後に母親は病死してしまった。六人の中でこの人だけがウインザー墓地にヘンリーと共に眠っている
４人目 ：ドイツ出身アン・オブ・クリーヴス 結婚前の絵と実物の違いに大変失望して半年後に離婚。今だったら大批判を浴びるところです
５人目 ：キャサリン・ハワード 姦通罪で処刑された
６人目 ：キャサリン・パー 教養のある色白の美人 晩年のヘンリーをよく支えるとともに、兄弟姉妹（母親は違うが）のメアリ、エリザベス、エドワードなどの教育に熱心だった。良妻賢母の見本みたいな女性彼女の穏健なプロテスタント信仰はエリザベス１世に大きな影響を与えたそうだ
メアリ１世は何故プロテスタントを弾圧したのだろう ６人目王妃キャサリン・パーに、エリザベスと同じ教育を受けたはずなのにメアリ１世（bloodyMaryと呼ばれた）は、何故、凄惨な弾圧をプロテスタントに加えたのだろうかメアリは母親キャサリンが離婚されたあと大変に不遇だったらしく、カトリックだった母親の影響と当時プロテスタントから圧力を受けていたことが大きく原因しているようだ
侍女がどうして王妃になれるのか王妃付きの侍女は位が高い貴族だったので国王に見初められれば結婚も出来た。というわけだ。
・・で、６人も王妃を替えた理由は？ ６人も頻繁に王妃を替えたのは男子の世継ぎが欲しいためだったそうです。イギリス国教会を作るきっかけも根はここにあったのですね 将来国王になるためには正室の子供である必要があり、男女は問わなかったが、強い国を作るためには男子を強く望んでいたんですね。これはお父さんヘンリー７世の強い希望、教えでもあるんです
まあ、後世に女王エリザベス１世が強いイギリスを作ったのですが・・・
（参考映画「エリザベス」）
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- Update:2025.05.15 Now:02:49
