「DNAから見た縄文人」の版間の差分
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* ヒトとチンパンジーの違い、2箇所A,Tが違っているだけ | * ヒトとチンパンジーの違い、2箇所A,Tが違っているだけ | ||
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*A,B,O式血液型 | *A,B,O式血液型 | ||
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* Covid19 RT-PCR(ReverseTranscription-PCR) DNA分析のためのPCR | * Covid19 RT-PCR(ReverseTranscription-PCR) DNA分析のためのPCR | ||
* 高速PCR技術 15分くらい | * 高速PCR技術 15分くらい | ||
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* 標準配列のこと「生命活動を営むために必要な最小限の遺伝子群を含む染色体の一組」 | * 標準配列のこと「生命活動を営むために必要な最小限の遺伝子群を含む染色体の一組」 | ||
==== ヒトゲノム計画 ==== | ==== ヒトゲノム計画 ==== | ||
1990ー2003解読完了 | 1990ー2003解読完了 | ||
==== ゲノムワイドのSNPデータ ==== | ==== ゲノムワイドのSNPデータ ==== | ||
SNP 突然変異のことらしい | * SNP 突然変異のことらしい | ||
これで種類、分類分けで系統的に遠いか近いかわかる | * これで種類、分類分けで系統的に遠いか近いかわかる | ||
=== 古代人のDNA === | === 古代人のDNA === | ||
* 人骨から取り出す.人骨が出ると数少ないが喜ぶ人たちがいる | * 人骨から取り出す.人骨が出ると数少ないが喜ぶ人たちがいる | ||
* 寒いところはミトコンドリアDNAが残っている | * 寒いところはミトコンドリアDNAが残っている | ||
* 温かいところかとれるDNAはバクテリアが多い | * 温かいところかとれるDNAはバクテリアが多い | ||
=== 私達が持つ旧人のDNA === | |||
* シベリア デンソワ洞窟 デンソワ人 7% | * シベリア デンソワ洞窟 デンソワ人 7% | ||
* ネアンデルタール人 2% | * ネアンデルタール人 2% | ||
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** ミトコンドリアでわかる | ** ミトコンドリアでわかる | ||
* 南ー>北 多様性が減少=拡散方向がわかる | * 南ー>北 多様性が減少=拡散方向がわかる | ||
==== 日本への拡散 ==== | ==== 日本への拡散 ==== | ||
ヒマラヤ北ルート データ少ない | ヒマラヤ北ルート データ少ない | ||
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* 0.17万年前〜歴史 | * 0.17万年前〜歴史 | ||
* 置換・混血・変形説、住むところとDNAグループは同一 | * 置換・混血・変形説、住むところとDNAグループは同一 | ||
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2025年2月19日 (水) 09:47時点における最新版
国立科学博物館 人類研究部 神澤秀明 研究者はつくば市にいる
前説
- 骨を調べると結核の痕跡がのこっていおたことがわかった。最古は弥生時代後期
- 縄文時代に結核はなかった。しかしガンはあった
- 江戸時代は半分に人が梅毒になった
DNAと遺伝子
- A,T,G,Cの4種類の塩基
- 核DNAは情報量が多い
- 一人調べるだけで昔の集団全体
進化の根本
- 突然変異
- SNP 一塩基多型
- ヒトとチンパンジーの違い、2箇所A,Tが違っているだけ
挿入・欠失
- A,B,O式血液型
- O型は1塩基の欠失がある
人類学の中の遺伝学的研究
- タンパク質の多型解析 1960−
- 制限酵素 1980ー
- DNA配列の一部、対立遺伝子限度 1990ー
- PCR法 DNAの増幅が加納 キャリー・アルス(2019.8没)
- 少しのDNAで分析ができるようになった
- ミトコンドリアの研究 宝来聰
- Covid19 RT-PCR(ReverseTranscription-PCR) DNA分析のためのPCR
- 高速PCR技術 15分くらい
ハプログループ
- 単一の一塩基多型(SNP)変異を持つ 共通祖先を持つようなよく似たハプロタイプの集団
ゲノム(2000-)
- 標準配列のこと「生命活動を営むために必要な最小限の遺伝子群を含む染色体の一組」
ヒトゲノム計画
1990ー2003解読完了
ゲノムワイドのSNPデータ
- SNP 突然変異のことらしい
- これで種類、分類分けで系統的に遠いか近いかわかる
古代人のDNA
- 人骨から取り出す.人骨が出ると数少ないが喜ぶ人たちがいる
- 寒いところはミトコンドリアDNAが残っている
- 温かいところかとれるDNAはバクテリアが多い
私達が持つ旧人のDNA
- シベリア デンソワ洞窟 デンソワ人 7%
- ネアンデルタール人 2%
- 縄文人の系統はほぼ5万年前に拡散間違い無い
- アボリジニは揺れている10万年前説 拡散 1,2次あり
- 日本 3.8万年前拡散
- 東アジアでのヒトの拡散
- ミトコンドリアでわかる
- 南ー>北 多様性が減少=拡散方向がわかる
日本への拡散
ヒマラヤ北ルート データ少ない ヒマラヤ南ルート
初期のホモ・サピエンス遺跡
- 3.8万年前〜旧石器時代 人骨少ない
- 1.6万年前〜縄文時代
- 0.3万年前〜弥生時代
- 0.17万年前〜歴史
- 置換・混血・変形説、住むところとDNAグループは同一
- First Drafts:2020.12.05
- Update:2025.05.15 Now:02:34