心理学4 20241015
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心理学4 20241015
胎児・乳児期の発達
出生の過程
胎児期の脳の発達
運動の発達
- 胎内での自発的運動(ジェネラルムーブメント)の発達 1982
- 妊娠7週前後 全体的な動作
- 生後2ヶ月革命
- 手足をバタバタと動かす
聴覚発達
- 胎教の効果は実証されていないが母親のリラックスや自身になる
視覚発達
- 目の形が4+5週にできて来て16週に視神経
- 視力が備わるのは34+35週 0.1以下
人間の出生
- 赤ちゃんは非常に無力な状態で生まれてくる
- アドルフ・ポトマン 人間はどこまで動物か?
- 人間は生後1年間は自力で生きていけない
二次的就巣性
- 鳥の発達は就巣性(比較的低次な脳機能、一個体では動けないなど)と離巣性に分類
- 哺乳類はどちらにも当てはまる特徴を持つ
無力
- 自立した生活を遅れる発達より早く生まれてくる
- 無力な状態で生まれてくる、ので育児期間が長い>親が途中で育児をやめる危険が常にある。なので。。。
親の興味を子供にひきつける必要性:ベビーシェマ
- 動物や人間に赤ちゃんに共通する特徴
- ベビーシェマを見るとほとんどの人が弱いものを助けようとする生理的触発機構 特定の形態的特徴を見ると誰もが生まれつき同じ反応をする->これを利用して親の気を引いている
赤ちゃんは無力だが、無能ではない!!
具体的な発達の特徴
分化と統合
- 最初は細かく別れていき、その後それらにまとまりが生まれる
1.方向性
- 発達には一定の方向がある
- 中心から末端へ
- 頭部から下部へ
2.連続性
3.臨界期・最適期
4.個人差
5.乳児の知覚発達
6.正解との積極的な関わり
- 対人関係では「愛着の形成」
原始反射
- 生後〜3〜4ヶ月ぐらいまで一定の期間にだけ見られる一連の反射のこと
- ジェネラルムーブメントとは違う特定の条件下で見られる生命維持に必要な反射
- 口唇探索反射、モロー反射、バビンスキー反射などなど
乳児の聴覚発達
- 胎児期の聴覚経験の影響は大きい
- 母親の心音と同じペースのメトロノームを聞かせると発育が良好で泣くことが少ない
- 新生児の能力
- 音源の方向把握
- 音韻や言語・発話者の性別を区別する能力
乳児の視力発達
視覚的選好
- 特定の視覚刺激パターンを好んで見る
選好注視法
- 縞模様と灰色図形を対にして見せると>縞模様を好んで見る 縞視力の測定
様々な見え方の発達
- 色の区別
- 光の三原色の区別は生後4ヶ月
- 奥行き知覚の発達
乳児のコミュニケーション
- 新生児模倣・共鳴動作 - 生後すぐ12〜21日で人の表情を真似ようとする - 新生児微笑>人見知り - 共感性の芽生え
- レモンをかじったときの表情。食べたことがなければ反応がない
三項関係の発達
- 自分ーもの、から自分ー人ーもの。の関係がわかるようになる
共同注視(共同注意)
- 三項関係を形成するのに必要な能力
- 「心の理論」成立のための基礎的な能力
対象を介したコミュニケーションへの発達
愛着の形成
愛着
- 特定の人間や動物と他の特定の人間や動物との間に形成される「持続的で情緒的な絆」
愛着行動
- 泣いたり声を出したりすることで養育者の関心を引く
愛着の障害
母性剥奪
- 心身の発達や人格の発達に障害が生じる
- 親子関係は子供の健全な発達に重要な意義を持つ
- 生後1,2ヶ月で生じる
- @マークは筆者
- FirstDrafts:2024.12.26
- Update:2025.05.15 Now:02:56