心理学3 20241008
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発達段階を捉える(2)
>心理社会的発達
ピアジェの発達理論問題点
- 12歳ごろが発達の頂点とされているが、そのあとの情報が不足
- 発達の可塑性を考慮する
- 幼少期の経験のみで生涯を語るのは難しい
成人期以降
- Erikson E H 1902~1994
- 心理ー社会的発達理論(ライフサイクル論)とアイデンティティ概念の提唱者
- 生涯にわたる心理的発達を社会とのかかわりから考える
- フロイトの心理ー性的発達理論も下に考案
- 発達段階ごとに直面する「心理的危機」に注目
- 危機では成長・成熟か停滞・退行かの対立が生じる
- 相互性・世代継続性を重視
- フロイト @参考程度と言っている意味がよくわからない。象徴的な表現でわかりやすいと思う。性的な言葉を使っているので女性教師にとっては説明づらいか
- 口唇期 0〜1,2歳 授乳期間 - 肛門期 1歳半〜3,4歳 トイレトレーニングなどしつか、自我の芽生えなど - 男根期 3〜6,7歳 エデイプス・コンプレックス(男児が母親に性愛的感情を抱き、父親に敵意や対抗心を抱く心理状態) - 潜伏期 6〜12歳 両親の理想化 - 性器期 12歳〜 エデイプス・コンプレックスの再燃、身体的変化・性衝動のたかまり
- 漸性発達理論図 エリクソン
- 乳児期、幼児初期、遊技期、学童期、青年期、成人前期、成人前期(中年期)、老年期 - @日本の学校教育制度(小中高の年代区分け、教育のカリキュラムなど)は明治時代からなのでエリクソンなどの発達理論は考慮されていないと思いますが、その後近代化見直しなどに役立てられているのでしょうか。日本の社会的な仕組みがどの程度近代理論にささえられているのか興味ふかい - 青年期 - アイデンティティ対アイデンティティ拡散 - 親密性対孤立 - 生殖性対停滞 次世代への継承は?他社を育てることで世代交代が行えるか。@今の政治が危ういと思う
参考文献
- アイデンティティとライフサイクル 誠信書房 エリクソンEH 西平直・中島由恵(訳)2011 -
- FirstDrafts:2024.12.14
- Update:2025.05.15 Now:08:43